英語課の高校に入ったことが、私の語学への熱の始まりだったのです。もしこの高校に行ってなかったら、こんなにも外国語に魅せられてはいなかったかもしれません。
 無事合格できた英語科。今迄の英語学習をすべてくつがえされたようでした。ネイティブの先生も、アメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどさまざまな国の人が合計7人もおられました。授業も会話や、LLなど内容も濃く、わたしの英語を大きく変えてくれたのがこの学校です。休み時間にネイティブの先生方と話したり、ヒアリングを強化されていき、わたしの英語の基礎能力はここで養われたといっても過言ではありません。それに多くの生涯の友達と出会えたのもこの学校でした。
 生涯の友達といえば、初めて海外のペンパルができました。イギリス人で2歳年下の女の子です。ロズといいます。ロズとはその後もずっと手紙を交換しつづけ、時には嬉しいこと、悲しいことをたくさん分かち合いました。あったことがないけど、既に私たちは親友でした。今でも二人の仲は続いています。
 高校に入ってすぐの春の英検は、必須で受けさせられました。3級でした。見事全員合格で、それからも皆英検に向けて必死に勉強しました。わたしも思い切って、高校在学中に2級を受験したのですが、見事不合格A。ひねくれていたわたしは「二度と受けるかぁ」と逃げてしまったのでした。それから英検は受けていません。しばらくは受けようとも思いませんでした。しかし、英語科であるうちの学校の生徒は、2級はもちろん、準1に合格する人も数人いました。

 その頃、たまたまつけたテレビのNHKの語学講座に興味をひかれます。スペイン語でした。到底わかりませんでしたが、その日からスペイン語にとても興味がわき、本屋へ教材を買いに走りました。・・・が、その頃、バイトも禁止でそんなに大金を教材には使えず、結局字がいっぱいの文法本一冊しか買えませんでした。スペイン語がどんな発音なのか見当もつかず、「まだ高校生のわたしには早い」と勝手に年のせいにして、あきらめてしまいました。